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■予約時刻:2019-03-22 12:00:00 今回は昭和43(1968)年経済学部卒 松本 新太郎(まつもと しんたろう)さんです。 東京有恒会が開いているITミニ勉強会にも何度かご参加いただいています。 松本さんは今年73歳で、絵画やテニスを趣味としながらも、現在も製薬会社の顧問として活躍中。その営業での発言が、医療雑誌にも取り上げられています。 塩野義製薬時代には、松本さんは外資系の提携会社の新人営業マンにコーチングし、 その後その営業マンがブランドチーム統括部長となって、新人時代に受けた松本さんからのコーチングで「いかに先生の心を震わせるか」という視点を教えてもらったと、貴重な経験を紹介しています。 10本のボールペンがあったら漫然とすべての先生方に配るのではなく、目を付けた先生にだけ、10本あげて、先生の心を掴む。 「たかがボールペン、されどボールペン」 そうして営業TOPの成績を取り続け、学術部長を経て薬粧事業部長にまでなられました。 営業の基本は、病院のKOL(key Opinion Leader)に面談すること。 決裁権の無い人を相手にしても時間の無駄になる事が多いのです。 主に病院長とお会いして、当該病院の様々な課題をお聞きし、病院が生き残る為のコンサルをした上で、病院と病院を連携させたり、橋渡しをするなどで病院長の信頼を得ます。 その手法やこころがけ、機微に関しては上記のエピソードだけでなく、多数ご紹介したいところですが、それはいずれまた直接お話しいただくとして、今回のリレーマガジンは対談形式で、以下の課題についてご意見を伺いたいと思います。 1.病院経営が危機に 2.銀座有恒会での活動 3.ジェネリックについて ============================================ 1.病院経営が危機に瀕しているとのことですが、どういう状況でしょうか?(こんま) ============================================ (松本)いま、病院長にお会いして、最初の話題は「病院が生き残る為に、今何をすべきか?」です。 少子高齢化、2025年問題(団塊の世代の700万人がこの年に全て75歳以上になる)をこの先に見据え、国はその財源の厳しさから「地域包括ケアシステムの推進」を、医療介護の最重要テーマにしています。 一言で言うと、これからの少子高齢化時代<施設中心の医療・介護>では費用的にもマンパワー的にも高齢者を支え切れなくなるので、より少ない費用・マンパワーで済む<在宅>を中心とする医療や介護の仕組みに移行していかざるを得ません。 すなわちち、病院全体からみたら、病床利用率が下がることになります。 このような、環境の中で生き残る対策を、一般論でなく当該病院の具体的な環境を調べ準備して、お話することで、当初15分の面談アポが1時間になることもしばしばです。 特に、医療費は全国一律報酬なので、地価・人件費等が高い首都圏の病院経営は更に厳しいです。 病院長、事務長の経営手腕が問われます。 経営者の手腕が問われることは他の一般企業の場合も同じですが、病院経営は一般企業と比較して人員基準、設備基準が決まっており自由度は少ない(そのスタッフの多くはライセンスが必要)。 それだけに、これまでのどの時よりも、病院側からの訪問に対するニーズが大きいのが現状です。 (こんま)松本さんの経験やノウハウ、アイデアが、多くの病院から求められているわけですね。 ============================================ 2.「銀座有恒会」にご参加ですが、どういった活動をされているのでしょうか。(こんま) ============================================ (松本)この会で集まっておしゃべりする事もモチベーションUPに繋がっています。 皆若い時は、遊び、資産UPが話題の主でしたが、今は自分たちの健康、老後(?)のことについて、まだ現役で、医療環境の中にいますので、話す機会が多いからです。 〇「これからの日本の医療事情について、―東京圏(近郊)は既に病院・介護施設に入院・入所できない時代が来ているー」・・・東京圏にすむ我々は今どう行動すべきか?」 要介護の前に、西日本の故郷へ。まだ余力有。・・・真剣に考えるべき! このようなテーマでお話したのは、2016年1月の「銀座有恒会」。 確実にこの方向に向かって、事態は進んでいます。 「予防にインセンテイブをつける」と安倍総理が言い始めました。そもそも予防医療は生活の質を上げるためのもので、費用抑制手段と考えるべきではないと断じる人も多いのです。 事実平成08年度に始まったメタボ健診は年2兆円の医療費削減効果がうたわれたものの、結果、効果は思ったほどに上がらず、投じた費用を回収できませんでした。 〇「65歳過ぎたらメタボよりフレイクへの対策を」。・・思い当たる! 加齢に伴う予備能力低下の為、ストレスに対する回復力が低下した状態をフレイクといいます。 現在は年齢で高齢者を定義しているが、将来は「フレイクかどうか」で決める時代がきます。 90歳でも高齢者と呼べない人もいます。 〇「認知症による死亡、中年期からの体重減少と関連」・・・思っていた通りだ! 決定的な治療方法が無い痴ほう症がメタボよりずっと怖いのです。 高齢になったらしっかりお肉を食べて、痴呆にならない食生活を!? (こんま)祖父が認知症になったものの、恋人ができて認知症が回復し、 100歳まで元気に生活することができました。 精神的なものも影響していないでしょうか。 (松本)もちろん、物質的な栄養だけでなく、 精神的な栄養・恋は最大の認知症対策で、それには体力が必要です。 やせていては体力がありません。 しっかり日ごろからタンパク質を摂取しておきましょう。 〇「アンガ-マネジメントをご存知か?」。・・・もう1日早くこの話聞きたかった! 一時的な怒りの感情を発散して後で後悔しないように上手にコントロールすること。 怒りのピークは永くても6秒である(「6秒間ルール」) ============================================ 3.ジェネリックについて、どのようにお考えでしょうか?(こんま) ============================================ (松本)生活保護法の改定で、昨年の10月から生活保護者については「原則ジェネリックを出す」ことに決まったものの、現実にはそうなっていません。 調剤薬局では患者が拒否するからが理由の一番。 実際にこのことを調査している会社の人に聞くと、高い新薬を一番使っているのは生活保護者とか。 何故なら医療費が窓口で無料だから。 そしてこの高い薬剤が現金問屋に流れているという状況があると聞いています。 (こんま)生活保護法を悪用して高い薬剤を横流ししている不正に対しては、法律で規制すべきなのでしょうね。貴重なお話をいただきありがとうございました。 プロフィール: 昭和43年:大阪市立大学経済学部卒 同年 :塩野義製薬(株)入社 平成8年 :学術部長(担当エリア:関東甲信越。病院と開業医に医薬品のDetail活動) 平成14年:薬粧事業部長(担当エリア:全国。OTC・市販医薬品の事業総括) 平成18年:塩野義製薬定年退職 同年 :東和薬品(株)入社・病院担当マネージャー 平成25年:東和薬品退社し、友人と藤田医療情報研究所を立ち上げ、主席研究員 平成28年:友人のリタイアで同医療情報研究所解散。 同年 :東和薬品と1年毎のコンサルタント契約をして、営業本部顧問として現在に至る。 DPC病院を中心に、KOL(key Opinion Leader)との面談と東和営業社員の教育 来年度契約続行 和歌山県出身。趣味:絵画 ============================================= 編集後記 ============================================= ITミニ勉強会では、メール、エクセル、ホームページ等をテーマに、参加者に応じて内容を毎回変更して対応中です。 前回は、エクセルとテキストエディターの秀丸マクロを使って効率的な編集方法も。 ITミニ勉強会にご参加ください。 https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=Evqrhpm 東京有恒会Facebookグループにご参加いただけますと、よりタイムリーに情報を受け取れますのでどうぞ。 https://www.facebook.com/groups/OCU.tokyoyukokai/ このリレーマガジンへのご感想、投稿、お問い合わせは、このメールに返信してご連絡ください。 ------------------------------------ 大阪市立大学全学同窓会東京支部「東京有恒会」 https://tokyoyukokai.weebly.com/ http://tokyo.ocu-yukokai.com (旧) リレーマガジンバックナンバー https://tokyoyukokai.weebly.com/relaymagazine リレーマガジンは、皆様からの感想および投稿をお待ちしています。 このリレーマガジンに返信してご連絡ください。 東京有恒会Facebookグループ https://www.facebook.com/groups/OCU.tokyoyukokai/ Facebookへのログイン(ご参加)が必要です。 ------------------------------------ 配信解除URL http://1lejend.com/d.php?t=###tourokuid###&m=###mail### ------------------------------------ 大阪市立大学全学同窓会東京支部「東京有恒会」事務局 担当:今駒哲子(こんまてつこ) [email protected]
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■件名:[東京有恒会リレーマガジンNO.19] 昭和48(1973)年 商学部卒 「卒業後46年間にわたるビジネス遍歴・・・いまだ進行中」
■配信数:544通 ■予約時刻:2019-02-05 18:00:00 ■本文: ###name1### ###name2###さま リレーマガジンご購読ありがとうございます。 ことしもたくさんの同窓生をご紹介していきますので、 ご投稿よろしくお願いします。 さて、今回は昭和48(1973)年 商学部卒 大村 健(おおむら けん)さん。 第1回アンカンファレンスにご参加いただきました。 ============================================= [NO.18] 昭和48年商学部卒 大村 健(おおむら けん) テーマ:“卒業後46年間にわたるビジネス遍歴・・・いまだ進行中” 就職活動に際し、昔から抱いていた夢(海外と絡んだビジネス)を生かすべく、 教授からすすめられた先は辞退して商社に絞って活動を開始しましたが、 早々と3年の2月に長瀬産業に内定し終了。 期待に胸を膨らませ入社するも配属先はコダック製品事業部ということで 国内業務・営業に従事。海外との接点はありませんでした。 入社13年後、イーストマンコダック社が事業部ごと買収し、 強制的に移籍させられ外資系に勤務となりました。 EK社は買収当初はライバルのFuji Filmのおひざ元ということもあり、 日本に積極的に投資を行い、業績も順調でした。 ただ、大型買収先の業績不振、ポラロイドとのパテント訴訟に 敗訴(6,000億)あたりからおかしくなり、 日本の市場の閉鎖性を訴えたスーパー301でも敗訴し、 (その時代にトランプがいたら違った展開も?) その後決定的なのはデジタル化の波に完全に乗り遅れ、 業績悪化の一途をたどり、 ついにはチャプター11で日本でいう会社更生法的な会社となりました。 日本コダックも当然ながら同じ運命をたどり、 日本で最初にリストラという言葉をはやらせたのもコダックでした そんな状況で仕事も細り将来性も見込めず 52歳の時にアーリーリタイヤメント制度を利用し退職。 半年間の就職浪人をへて次の就職先であるイギリスが本社の日本子会社に再就職。 そこはやはりキャリアと関連のある写真の機材販売会社でした。 そこでスイス本社の機材販売を3年半担当しました。 世の中何があるかわからないもので、 スイスの会社から独立して代理店にならないかと声がかかり 56歳でケイオー・フレックス株式会社を設立し独立しました。 そのころから海外出張も増え、 遅まきながら当初の夢が少し現実もものとなっていきました。 今でもこのビジネスは続いていますが、写真需要の衰退の中、先細り状態です。 そこで第二の柱を作ろうとはじめたのが台湾にある ヤンセンバイオテクノロジー社の漢方アロマオイル“神気”でした。 これからは健康がキーワードということで2008年から台湾に日参し、 1年がかりで2009年3月に代理権を取得し今日にいたっています。 現在ではこのビジネスがメインとなっています。 主にリラクゼーションサロンに施術用オイルとして卸しています。 今では海外出張もつかれるので回数はへってますが、 メールでのコンタクトは常にしており 現役続行中です おもえば入学時は学生闘争まっさかりで、キャンパスは封鎖され、 ようやく11月から授業開始という境遇から始まり 現在ようやくスケールは小さいですが当初の夢も現実となり、 今後まだまだ大きくしていきたいという夢をもってすすんでいきます。 最後になりましたが、 現在、BNI EAGLEという異業種交流会に参加し、 秋葉原で毎週水曜日朝7時から9時まで定例会に参加しています。 https://bni-eagle.com 今後ご自身のビジネスを増大させていきたいという方がおられましたら参加しませんか? まずは気楽に見学してもらえれば概要がわかります。 ご希望の方がおられましたら連絡ください。 ============================================= 編集後記 ============================================= 日本で最初にリストラという言葉をはやらせたのはコダックだったのですね! 大村さんは同窓生の小川さんのレストランもよくご利用されているそうで、 小川さんはクラフトビール工場・新規店舗をものすごい勢いで展開中だそうです。 同窓生のネットワークは頼もしい限りですね。 第1回アンカンファレンスにご参加いただき、それがご縁でわたしも ホームページのリニューアルをお手伝いさせていただいています。 Keio-Flex https://www.keio-flex.com/ 漢方アロマオイル“神気”と“かっさ”を活用し、 売上アップを目指すサロンの皆様をサポートします。 (ヤンセンバイオテクノロジー社の日本正規代理店) ホームページは常に正しく、あたらしい情報を紹介していく必要があり、 間違った情報を掲載してはならないので、自分で直接編集できる Weeblyを活用したWeb制作、リニューアルは本当におすすめです。 勉強会ではこのWeeblyもご要望があればご紹介していkますので、 どうぞご参加ください。 https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=Evqrhpm ITミニ勉強会は出張勉強会も開催します。 会社の会議室など会場をご提供いただけるようであれば ご連絡よろしくお願いします。 このリレーマガジンへのご感想、投稿、お問い合わせは、このメールに返信して ご連絡ください。 ------------------------------------ 大阪市立大学全学同窓会東京支部「東京有恒会」 https://tokyoyukokai.weebly.com/ http://tokyo.ocu-yukokai.com (旧) リレーマガジンバックナンバー https://tokyoyukokai.weebly.com/relaymagazine リレーマガジンは、皆様からの感想および投稿をお待ちしています。 このリレーマガジンに返信してご連絡ください。 東京有恒会Facebookグループ https://www.facebook.com/groups/OCU.tokyoyukokai/ Facebookへのログイン(ご参加)が必要です。 ------------------------------------ 配信解除URL http://1lejend.com/d.php?t=###tourokuid###&m=###mail### ------------------------------------ 大阪市立大学全学同窓会東京支部「東京有恒会」事務局 担当:こんま [email protected] ■件名:[東京有恒会リレーマガジンNo.18] 1990年(平成2年)文学部卒 反面教師か参考資料か~或るド阿呆の半生
■配信数:544通 ■予約時刻:2018-11-03 11:00:00 リレーマガジンご購読ありがとうございます。 投稿者との交流もFacebookやメールを通じて活発になってきました。 ITミニ勉強会は出張勉強会も開催します。 会社の会議室など会場をご提供いただけるようであれば ご連絡よろしくお願いします。 さて、今回は、リレーマガジンNo.2でもご紹介した 東京有恒会幹事の1990年(平成2年)文学部卒 北野 好浩(きたの よしひろ)さん。 先日のアンカンファレンスでお話しいただいた内容をご紹介します。 ============================================= [NO.18] 北野 好浩(きたの よしひろ) テーマ:「反面教師か参考資料か~或るド阿呆の半生」 私は、1990年(平成2年)に文学部の史学地理学科を卒業しました。 この市大を卒業できたことは、私のこれまで経歴の中で、唯一輝かしい部分です。 言い換えれば、それ以外は浮き沈みの激しい人生を送ってきたわけです。 私の経験を参考資料とするか反面教師とするか、 皆さんの自由にお任せするところでありますが、 しばらくの間お付き合いください。 現在51歳の私の人生で、本格的に浮き沈みが激しくなったのは 40代に入ってからのことですが、 その前兆は大学受験生だった高校3年生の終わりの頃まで遡ります。 1985年の1月の終わり頃、大阪府立鳳高校に通っていた私は、 一次試験が終わり、二次試験に出願するのに、 受験校を市大にするか府大にするかで迷っていました。 私の第一志望は、当然市大であり、 専攻したい地理学も当時の府大になかったものですから、 何としても市大に行きたいと思っていました。 しかし、一次試験の私の成績では、府大が合格圏で、 市大は合格に程遠い状況でした。 更に、両親は、落ちた時には予備校に行かせるようなお金はないと言っています。 市大がだんだん遠くなってゆく・・・ 私のそんな状況を知ったクラス担任の先生は、とうとう私にこう指示しました。 「市大を受けろ。落ちたら自宅浪人したらいい。お前ならできる」 この一言で、私は市大を受ける決心をしました。 そして、結果は・・・残念ながら不合格となり、自宅浪人が現実のものとなりました。 こうして、本当に宅浪生となった私は、自分で時間割を組み、 通信教育をペースメーカーにして受験勉強に励みました。 1年後、自宅浪人をしながら成績を上げた私は、市大に合格するのです。 これが、無茶をして事を成した最初の出来事となりました。 さて、希望に満ちて入学した市大は、希望通りに地理学の専攻をして 無事に4年で卒業し、売り上げが年間1,000億円クラスの 東証1部上場の建設会社に就職しました。 当時はバブルでしたから、周り、特に私の両親は一生安泰の人生を 手に入れてくれたと思ったのです。 ところが、程なくバブルは崩壊し、私は26歳の時に、 大阪から名古屋へ転勤となり、結婚はするものの、 やがてボーナスも削られて生活が苦しくなりました。 名古屋に転勤してから7年半たった2000年秋、経営が苦しくなった建設会社は、 私に大手不動産会社への出向を命じます。33歳の時でした。 私はこの時に、今の住まいのある東京に転勤するのです。 出向は1年半ほどで、建設会社に戻ったときには不景気は更にひどくなっていました。 労働組合での活動に参加もしましたが、会社の業績は悪化するばかりでした。 そんなことが数年続いていましたが、それとは別に インターネットを通じた社外活動も始めていました。 そして2007年の40歳の時、私はインターネットで知り合った人から ベンチャー系企業の仕事に誘われます。 冒頭で申し上げた通り、浮き沈みが激しくなったのはこのとき、この40歳からです。 私は、今となってはベンチャーの仕事のことはよく思い出せません。 早く建設会社の不景気の悪夢から逃れたいという思いだけで必死でした。 ただ、最初は悪くなく、不安定ながらもそこそこ売り上げていたことを覚えています。 ベンチャー企業とは別に、新しい会社も作って、 私はその新しい会社の代表になったりもしました。 しかし、それも長続きはしませんでした。 ちょうどその頃、時期で言えば2008年、 建設会社の出向先の大手不動産会社で知り合った人から電話がありました。 その方は、不動産会社をやめて小さなマンション管理会社に転職していました。 私に分譲マンションの管理の仕事を一緒にやらないかと、誘ってきたのです。 生活が楽でない私は、二つ返事でその仕事にも携わることにしました。 これで私は、ベンチャー企業とマンション管理会社勤めの「二足の草鞋」となりました。 2009年のある日、私が42歳の時ですが、ベンチャー企業の代表になっていた人が、 メンバーで出し合った出資金を持ち逃げし、その後、自己破産しました。 あっという間に財産は無くなり、私の手元には借金と、私が代表になった会社だけが残りました。 私の会社は、ポイントカードの作成事業で売上をしていましたが、 それだけでは足らず、マンション管理の仕事もしながら、 借金の返済に向かってひたすら働き続けました。 2015年の春、48歳になった私は、借金はほぼ返済していました。 ただ相変わらず、自分の会社の売り上げでは生活ができないので、 マンション管理の仕事にも力を入れていました。 そのマンション管理の仕事では、 管理業務主任者という国家資格も取得しました。 また、別の仕事では、業務請負で経理の仕事を手伝うようになり、 今度は「三足の草鞋」として仕事が増え、 ようやく仕事にも光が燦々と差し込んできました。 ・・・これで生活はかなり楽になる。 未来の勘定書きを照らして計算すると、 2015年夏には相当楽になる結果が見えてきたのです。 2015年5月18日の早朝、のどが渇いた私は、 台所でお茶を飲んで寝室に戻る途中、激しいめまいに襲われました。 いつもであればすぐに元に戻るのに、 このときは戻るどころかだんだんと強くなり、 やがて立っていられなくなりました。 這いながらも何とか布団に戻り、横で寝ていた妻を起こし、 救急車を呼ぶように言おうとしましたが、 既に言葉も発せられなくなっており、 奇声を上げる私に気付いた妻がただ事ではないと察知して救急車を呼んだのです。 私は病院に運ばれ、すぐに全身が管だらけになってしまったのを覚えています。 そのうちに意識が薄れていき、私の人生はこれで終わったと感じました。 翌朝遅く、目を覚ました私は集中治療室にいました。 昨夜、運び込まれて治療を受けた部屋です。 体は、全身が管だらけの姿のままでした。 暫くすると、看護師が3人ばかりやってきて、私のベッドを移動し始めました。 私は、頭にメスを入れる手術が始まるのだと思いました。 しかし、運び込まれた部屋は、4人部屋の病室でした。 取りあえず、命だけは助かったと思ったものです。 私の診断結果は、脳出血でした。 体の右半分が麻痺しており、上体も起こせない状況にありました。 体の自由がほとんどきかない中で、私は一生寝たきりになるのだと覚悟しました。 そうこう思っているうちにリハビリが始まりました。 わけの分からないままに、私は理学療法士のされるがままになっていました。 それからは、明けても暮れてもリハビリの日々。 最初は、もしかしたら、すぐに治るんじゃないかと思いましたが、 これはさすがに甘かった。 入院してから3ヶ月ほどは、車椅子でした。 トイレを行くにも付き添いがいなければなりませんし、 排泄もその人と一緒にしなければなりません。 4ヶ月が過ぎた頃にようやく杖を持って立てるようになり、 5か月で退院するのですが、 3年がたった今でも、体の麻痺は残っていまして、 自分の意志では右手の指は全く動かすことができないし、 また、走ることもできません。 入院してから5か月後には退院できましたが 、以来、今に至るまでずっとリハビリの日々です。 この先いつまでこの状態が続くのか、 まったく分からずに毎日を過ごしている、というのが現実です。 私は、若い頃から今に至るまで、波乱の多い人生を歩んできました。 大学入試で無茶をしたとか、ベンチャーに手を出したとか、 お金を持ち逃げされたとか、この程度はまだまだ序の口です。 やっとの思いでピンチから脱出しかけた時に、 今度は長期の後遺症付きの病気にかかってしまうとは、 こんな運命を、一体だれが想像できたでしょうか。 今から思えば、自覚症状がないからといって、 血圧の高い状態をほったらかしにしていたということがあります。 病気になる前、最高血圧は150を超えていました。 この時点で、頭の血管はいつ切れてもおかしくなかったのです。 もっと早く治療をするべきだったと思います。 皆さんの中には、血圧が高めの方はいらっしゃるでしょうか。 最高血圧が150を超えてる、なんて方は、今すぐに病院に行ってください。 放っておくと、私のようになりますよ。 この後遺症の苦しみは、本当にシャレになりませんから。 私は、右の指が動かないので、趣味である一眼レフのカメラで写真を撮ることは、 シャッターボタンが押せず、続けられなくなりました。 排泄も、健常者ほどうまくできないので、 大人のオムツの一種であるリハビリパンツを着用しています。 クルマの免許証も更新ができず(これは人によるらしいですが)、返納しました。 右手で食事もできず、字も書けず、左手できるように特訓したのですが、 利き手の右手ほど上手にすることができず、 何のための特訓だろうと考えると虚しくなる時もあります。 何と言っても、病気によって今までの人生が変わってしまったのですから。 そんなことで落ち込みながらも、一方では命拾いをしたといい方に考え、 この状態でできる範囲のことをしています。 今は、「二足の草鞋」時代に覚えた、 分譲マンションの管理の仕事をする会社を経営しています。 病気になったときは、またどん底かと思いましたが、 何とか回復することができ、ご飯は食べていけています。 次は、このマンション管理会社の経営で、一花咲かせたいですね。 我が家には、子供たちが二人いるのですが、上の息子は医学生、 下の娘はこれから大学受験ということで、 父親としてもどっしりと腰を据えなければならず、 そろそろ「ド阿呆な」人生の流れに、終止符を打たなあかんなあと思っています。 ところで、経営と言えば、私には、市大のOBの中で尊敬し、 この人のことは絶対に忘れてはならないという人がいます。 ユニ・チャームの創業者である、先日亡くなられた高原慶一朗大先輩です。 高原大先輩は、私が学生時代に所属していた、写真部の創設者でもあります。 私は、脳出血の後遺症に悩まされるようになってから、 リハビリパンツを履くようになりましたが、 そのメーカーは当然、・・・ ユニ・チャームです。 北野 好浩(きたの よしひろ) 1990年 文学部 史学地理学科(地理学専攻)卒 1967年 3月 大阪府高石市生まれ 1985年 3月 大阪府立鳳高等学校卒業 1990年 3月 大阪市立大学 文学部 史学地理学科卒業 1990年 4月 某東証一部上場ゼネコンに入社 転勤で大阪、名古屋を経て現在の居住地・東京に至る。 2007年 3月 ゼネコンを退社、ベンチャービジネスに参画 この間、マンション管理業への参加、ベンチャー事業の破綻等を経験。 2015年 5月 脳出血を発症、5か月間入院。右半身が不自由になる。 2017年12月 東京都練馬区でマンション管理会社を起業、現在に至る。 起業した会社は「澄住サポート株式会社」です。 ホームページもご覧ください。 http://sumizumi.co.jp/ https://www.facebook.com/yoshihiro.kitano.37 ============================================= 編集後記 ============================================= 急に寒くなって体調を崩しがちですね。 風邪をひかないよう気を付けましょう! 次回のITミニ勉強会は9日です。 どうぞ参加ください。 出欠連絡フォーム: https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=Evqrhpm このリレーマガジンへのご感想、投稿、お問い合わせは、このメールに返信して ご連絡ください。 ------------------------------------ 大阪市立大学全学同窓会東京支部「東京有恒会」 https://tokyoyukokai.weebly.com/ http://tokyo.ocu-yukokai.com (旧) リレーマガジンバックナンバー https://tokyoyukokai.weebly.com/relaymagazine リレーマガジンは、皆様からの感想および投稿をお待ちしています。 このリレーマガジンに返信してご連絡ください。 東京有恒会Facebookグループ https://www.facebook.com/groups/OCU.tokyoyukokai/ Facebookへのログイン(ご参加)が必要です。 ------------------------------------ 配信解除URL http://1lejend.com/d.php?t=###tourokuid###&m=###mail### ------------------------------------ 大阪市立大学全学同窓会東京支部「東京有恒会」事務局 担当:こんま [email protected] ■配信数:543通
■予約時刻:2018-10-16 15:00:00 今回は、前回「焼肉物語」の多賀慶一朗さんにご紹介いただいた、 昭和60年商学部卒業の熨斗谷泰司(のしたにたいじ)さんです。 ============================================= [NO.17] 熨斗谷泰司(のしたにたいじ) テーマ:「バレーボール・ライフ」 昭和55年入学、教養課程で簿記を落として1年留年し、 昭和60年に商学部を卒業しました 熨斗谷泰司(のしたにたいじ)と申します。 今年は4年に一度のバレーボール世界選手権が開催され日本開催の女子は 強化策も実って大いに盛り上がりましたね。 今回は私の「バレーボール・ライフ」について語らせていただきます。 バレーボールを始めようと思ったのは、やはり1972年開催の 「ミュンヘンオリンピック」の日本男子バレーボールに魅せられてからです。 器用な選手というよりとにかく大型の選手を集めて鍛える、 他国にない戦術・戦法を編み出し、パワーバレーの欧州に勝つ、 という8カ年計画が実った金メダルでした。 まあこれに憧れて中学からバレーボールを始めます。 最初から森田淳悟さんのドライブサーブを真似て目立とうとする、 全然入らなくてヒンシュクを買う、といった性格的に歪んだ プレースタイルから始まりました。 高校に行ってもバレーボール部に入るのですが、ここで大きな挫折を味わいます。 まわりの皆がとても上手なのです。 大阪府の南のほうの田舎くさい輩たちがとても上手なのです。 自分が一番下手なんだと早々に脳天パンチをくらいました。 そしてここから人生の一大奮起が始まります。 「下手なら声出しとかムードメーカーとかで一番になるぞ!」。 私の人生で最も輝いて一生懸命だった青春のページの幕開けです。 本当に一心不乱で大きな声を出していました。 そしてなんとか頑張って2年生ではレギュラーになれて、 大阪府立高校普通科の大会で優勝! 国体予選ではベスト4まで勝ち進む強いチームの一員になれました。 あ、自慢話はよくて、この高校時代では卒業生の先輩がコーチをやってくださるのですが、 とにかく「率先垂範」指導のコーチ(先輩)で、 ご自身が一番体を張って練習をリードしてくださいました。 昨今の「パワハラ」とかは本当に情けない光景だと思います。 「率先垂範」って、何よりも指導者の心意気・目線の事を言うのだと思います。 ミスや勝ち負けをなじるのでは、心や技の充実はないと思います。 ほんとに「師」の姿は今でも自分の目標です。 そして市大でも先輩に導かれバレーボール部へ。 大学では「自主性」と「ロジカルな理解力」で効率的な練習を目指します。 先輩がたは関西2部リーグを堅持され、レベルの高いバレーを実践されていました。 代が替わって、僭越ながら主将を務めさせていただいたのですが、 これが弱いチームでして。あれよあれよと4部リーグまで落ちでしまいました。 三商大戦でも戦績は弱かったのですが、夜の三商大だけは負けない!と 芸だけは磨いておりました。(恥ずかしながら。。) ただ、とことん下まで落ちて、 皆で根本的に自分たちの問題点を見出して改善策を講じました。 壮絶なほどの体力トレーニングや基礎練習の徹底反復などを繰り返し、 「これによって2年後3年後の強いチームつくりをしよう」と 一丸となった練習ができるようになりました。 「チーム全員での率先垂範」により3部、2部リーグへと昇格し、 良い体制・チーム色を築きあげることが出来たと思います。 東京の電機メーカーに就職し、会社のメンバーともバレーボールをしたり、 最近では小学校のPTAママさんバレーの監督をやらせてもらっています。 私は器用なほうではないのでいろんなスポーツができないのが理由のひとつですが、 とにかく未だにバレーボールの技術が未熟で、 とにかく練習してまだまだ上達したい、 というのが一つ覚えのようにバレーボールを続けている原動力です。 「率先垂範」というほどのリーダーシップがあるわけではないのですが、 自分のモットーとしては「向き不向きより前向き」という言葉にして、 自分の子供にも伝えています。 そしてこれからもずっと自分や周りを明るく鼓舞していきたいと思っています。 そして来たる“2020年の東京オリンピック”。 日本のバレーボールの復活を願うとともに、 選ばれしオリンピアン全員が、 本当に幸せな巡りあわせで経験できる日本での大会において 明るく激しく魂を滾らせてほしいと願います! プロフィール: 熨斗谷泰司(のしたにたいじ) ・大阪府立生野高校 ・大阪市立大学商学部商学科昭和60年卒 ・ソニー株式会社 ・現職 ソニービデオ&サウンドプロダクツ株式会社 商品ブランディング部門 ブランド推進部 シニアストラテジスト FB URL: https://www.facebook.com/taiji.noshitani ============================================= 編集後記 ============================================= 熨斗谷さんはわたしとは高校の同級で毎年同窓会を兼ねた新年会でもご一緒する友人。 お嬢さんは、新体操 リオ五輪 日本代表団体メンバーの熨斗谷さくらさんです。 「熨斗谷」でGoogle検索すると、Googleサジェストで「熨斗谷さくら」「熨斗谷 ソニー」と 出ますが、「熨斗谷 ソニー」は熨斗谷泰司さんがよく検索されるためでした。 生野のバレーはほんの一瞬見ただけですが、技が光っていたのを今もよく覚えています。 率先垂範。そんな世界があったなんて、おなじ高校で3年間一緒だったにも関わらず、 当時書道部だったわたしには見えていませんでした。 ソニーグループでも大活躍なのですね。同級生がんばってます^^ ところで、先日、第1回クラフトビール工場見学会を開催しました。 https://tokyoyukokai.weebly.com/news/factory-tour-20181015 また開催したいと思います。 ITミニ勉強会好評開催中です。次回は18日。 出欠連絡フォーム: https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=Evqrhpm ------------------------------------ 大阪市立大学全学同窓会東京支部「東京有恒会」 https://tokyoyukokai.weebly.com/ http://tokyo.ocu-yukokai.com (旧) リレーマガジンバックナンバー https://tokyoyukokai.weebly.com/relaymagazine リレーマガジンは、皆様からの感想および投稿をお待ちしています。 このリレーマガジンに返信してご連絡ください。 東京有恒会Facebookグループ https://www.facebook.com/groups/OCU.tokyoyukokai/ Facebookへのログイン(ご参加)が必要です。 ------------------------------------ 配信解除URL http://1lejend.com/d.php?t=###tourokuid###&m=###mail### ※お名前修正はお手数ですが一旦解除のうえ、再度ご登録ください。 ------------------------------------ 大阪市立大学全学同窓会東京支部「東京有恒会」事務局 担当:今駒(こんま) [email protected] ###name1### ###name2###さま
今回はNo.13 スターウォーズ模型の世界の岸本さんからご紹介の、 同じくユースホステル部所属、昭和59年商学部卒の多賀慶一朗さんです。 ============================================= [NO.16] 多賀 慶一朗(たが けいいちろう) テーマ:「脱サラ焼肉物語」 昭和58年商学部卒(ユースホステル部)の多賀慶一朗と申します。 50才目前に永年の会社員生活に終止符を打ち、 8年前に調布つつじヶ丘で焼肉店を始めました。 卒業して東京の広告代理店に入社、当初マーケティング部に配属され コミュニケーションの基礎を教わり、29才で外資系に転職、 アメリカのブランディングを学びました。 その頃はユニークで話題ある広告を作り、 テレビや新聞に大量出稿すれば商品がヒットし 企業ブランドも向上するという時代でした。 が、時は変わりデジタルの普及と共にブランド力より 消費者が価格を比較し商品が売れる、 つまりブランドイメージの広告だけでは思うように モノが売れない時代になってきました。 そんな過渡期に提案していたのは、パレートの法則(8:2の法則)を 実践する企画でした。 これはお客様全体の2割の優良顧客が、 その商品の売上の8割を占める という20世紀初めの理論(他にも人事とかいろいろな分野で適応されます)で、 実際そんな熱い想いをもつ顧客は競合商品より多少価格が高くても、 自分の愛する商品を買って満足してくれるという法則です。 提案していたのは、商品の優良顧客を探し出し、囲い込み、 さらに一般のお客様を将来的に優良顧客に格上げしていく、 という長期プロモーションでした。 当時優良顧客がどこの誰なのかを探し出すことは大変困難で、 ようやく見つけ出せても熱い想いをもってもらう囲い込み戦略は、 長いスパンと莫大な経費がかかるため、なかなか採用に至らず、 私がクライアントの宣伝部長や経営企画部長やったらなぁ、 なんていうジレンマの日々でした。 そんなある日、住み慣れた街のとある焼肉店が閉店するという話を耳にし、 食べ歩きや調理が好きで釣りにハマっていた私は、 「いつか飲食の仕事もしてみたい」とおぼろげに夢みてたことを 走馬灯のように思い出し、気づけば焼肉店主になろうと 辞表を出していたのです、49才と2か月目でした。 そして2か月後には退職、その間も休日には開店準備始め すべてが初体験だらけのスタートです。 お店の居抜き交渉、契約、屋号の決定、調理師を探し、内装業者を探し、 仕入れはどうするか、厨房機器や食器、開店時の広告… とにかく山ほど課題はあれども、一刻も早い開店をしたいと、 休む暇なく4か月後にはなんとか開店できました。 今から振り返ると、この街で自分はどんなお客様に対して どんなお店を展開したいのか という肝心なコンセプトがすっかり抜けていた気がします。 開店直後は友人知人がお祝いに駆け付けてくれて盛況でしたが、 あれよあれよとガランとなり、 さらに些細なことで調理師と別れる始末、 当時私は一切調理に関わっていなかったので、やむなくお店は一時閉店・・・ 飲食業界に経験も技術もない自分と家族だけが取り残されてしまいました。 ただ立ち止まるわけはいかないので、腹を括り 今度は自分が調理師になるしかない、と精肉店に頭を下げ 肉のさばき方をゼロから教えてもらい、 ネットがあまり普及してなかったので、いろんな専門書を買って読み漁り、 閉店中の店で試作試作の繰り返し。 約一か月でなんとかなりそう、と再開店までこぎつけました。 後々聞いた話では「やっぱり脱サラの素人はもたなかったね」と もっぱらの噂だったらしいです。 が、再開店してもすぐにお客様にご来店いただくなんてことはなく、 ヒマな営業中も専門書を読み、肉屋さんにこんな肉を探してほしい、 こんなメニューはどうかなど思案六法の連日。 徐々に満足いくレベルに近づいてきた頃から、お客様が増え始め、 なじみのご常連もでき、なんとか軌道に乗り始めたのは 開店して1年が経っていました。 ところがその年3月に東日本大震災。 現地の牧場が大きな打撃を受けて牛肉全体が高騰、 さらに5月には某焼肉店でユッケ事件があり、 売れ筋のユッケやレバ刺しが販売禁止になったり、と 最大の苦難がありましたが、なんとかお客様のおかげで 乗り越えることもできました。 そこで思い起こすのは、“あの”企画です。 たしかに一部の熱心なファンのお客様が定期的にご来店いただくようになり、 知人に美味しいよ、と紹介してくれたり、 またその知人から新しいお客様に来ていただいたり。 お客様全体からすればほんの一部ですが、 お店の優良顧客を超えたアンバサダーとしてのお客様ができたことが 大きな屋台骨になっています。 昔プレゼンしたことは、決して机上の空論ではなかったな、と(笑) 小さな飲食店でも新規のお客様を増やすため広く浅くネット広告や フリーペーパーに手を付けてしまいがちです。 かつて私もそうでした。 実はそれよりも大切で効果的なことは、 すでにファンのお客様により満足してもらうことで お店に対する想いをさらに熱くなってもらい、 結果口コミが拡大しお客様がさらに増え、 お店は繁盛していくという、 当たり前のようでなかなか難しいことを実践することだと体験しました。 (常連さんだけを特別サービスするということではありません、広告はもっと簡単ですが) ウチはたまたま小さい焼肉店ということもあり、 味はもとよりお食事中にお客様といろんなお話をしたり、 たまには一緒に飲んだりして美味しく楽しい焼肉店だと、 評判を得るようになってきました。 未だに山あり谷あり、店を辞めるまでサービスやメニュー開発の連続で それも楽しいのですが、なによりもお客様との出会いは本当に嬉しく、楽しい。 サラリーマン時代では実感しなかった新たな喜びを感じている日々です。 焼肉ほれぼれ(調布つつじヶ丘) http://www.horebore.jp/ プロフィール: 多賀 慶一朗(たが けいいちろう) 1984年商学部卒 ユースホステル部 前職 株式会社マッキャンエリクソン 現在 焼肉ほれぼれ店主 Facebook プロフィール https://www.facebook.com/taga.keiichiro ============================================= リレーマガジンは、皆様からの感想および投稿をお待ちしています。 参加・投稿: https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=JqOXzHSEvle あるいはこのリレーマガジンに返信してご連絡ください。 リレーマガジンバックナンバー https://tokyoyukokai.weebly.com/relaymagazine リレーマガジンで、全国、世界中に広がっている市大同窓生の 活躍をご紹介していきたいと思いますので、引き続きご協力 下さいますようお願いします。 リレーマガジンでご紹介した小川さんの会社のクラフトビール工場見学も 開催します。 ●第1回 ライナ・クラフトビールカンパニービール工場見学 \1,000- 日時: 2018年10月15日(月)15:00- 浅草橋 クラフトビールカンパニービール工場前集合 東京都台東区浅草橋4-7-3 くわしくはこちら https://tokyoyukokai.weebly.com/news/craftbeercompany01 出欠連絡フォーム: https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=Evqrhpm ------------------------------------ 大阪市立大学全学同窓会東京支部「東京有恒会」 https://tokyoyukokai.weebly.com/ http://tokyo.ocu-yukokai.com (旧) 東京有恒会Facebookグループ https://www.facebook.com/groups/OCU.tokyoyukokai/ Facebookへのログイン(ご参加)が必要です。 ------------------------------------ 配信解除URL http://1lejend.com/d.php?t=###tourokuid###&m=###mail### ------------------------------------ 大阪市立大学全学同窓会東京支部「東京有恒会」事務局 担当:こんま [email protected] ■配信数:537通
■予約時刻:2018-10-01 15:00:00 今回も、Facebook 東京有恒会グループから投稿をお願いした、 1991年法学部卒の椋(むくのき)康雄さんです。 ============================================= [NO.15] 椋康雄(むくのきやすお) テーマ:「合気道部の歴史」 1991年法学部卒の椋(むくのき)康雄です。 英米法田島裕教授のゼミに一年、田島先生が筑波大学大学院に移られたため 民法寺田正春教授のゼミに一年在籍しました。 卒業後はいわゆる SIer に入社し現在までずっと企業間EDI業務を担当しています。 かと思うと文章を書いていて、日本独立作家同盟というNPO法人で立ち働いていたりもします。 書いたものについては1冊出版している本があるので探してみていただければ。 このリレーマガジンは卒業生が近況を書くというのが ゆるやかに設定されたテーマのように思いますが、 ここでは「大阪市立大学合気道部の歴史」について書きたいと思います。 ちょっと毛色が違う内容かもしれませんが、読んでいただけると嬉しいです。 我が合気道部は今年、2018年4月をもって五十年の歴史を閉じ廃部とする選択をしました。 数年前から部員数が少ない状況が続いておりOB、OGとしても危惧していたのですが 昨年度に新入部員がなく、今年度に入って部員がゼロになったことを受けての選択でした。 昨年度まで大阪市立大学には合気道部がふたつ、ありました。 師範が異なる合気道部があったわけです。 我々の合気道部は広域財団法人合気会に属しており、 もうひとつは合気会から分かれた師範に属すると聞いています※1。 私が在学時にはもうひとつの合気道部はなかったと記憶していますが、 今は新しい方が部員も多いのだそうです。 そういった事情もあって我々の合気道部は部員減を押しとどめられませんでした。 我が合気道部は1967年に同好会として設立されました。 中心人物は西岡正広。府立北野高校で合気道部に在籍し 市大入学時にはすでに二段を持っていたという西岡先輩は 友人と合気道同好会を立ち上げます。 学生運動が激しくなる直前の頃です。 道場はまだつかうことができず、キャンパスの芝生の上で稽古をしていたといいます。。 そこから体育会に加盟し、道場を使用するようになり、部員を増やして行きます。 本来ならば西岡先輩は卒業後も稽古を続け、師範となるべく段位をあげて 合気道部の中心であり続けたはずだったのですが、それはかないませんでした。 1969年、在学中に癌により逝去されるのです。 合気道部は発足して三年経たずに創立者を喪います※2。 ここで空中分解してしまってもおかしくなかったのでしょうが、 西岡先輩の同期、後輩が存続を決意し、道場に通いながら部を続けました。 学生運動が激化し講義もまともに行われなかった時期であることをおもうと 今の我々がおもうより困難なことだったと思います。 1970年代に入り部の運営が軌道に乗ってきた時に、面白い現象が起きます。 師範道場の稽古に飽き足らず他の師範にも教えを乞うような動きが出ました。 西岡先輩が存命であったならば起きなかった事象かもしれません。 市大の合気道部はもうひとりの師範の理論を踏まえつつ稽古するようになります。 異なる視点を意識するという点では良いところもあった一方で、 のちに技に混乱を招いたりもしました。 1980年に入ると二度ほど危機が訪れました。 まず新入部員ゼロの年があり、この時は翌年に15名以上の入部があり乗り切ります。 二度目は部員3名、4名と続けて少ない年が続きました。 この時の「4名」のひとりが私になります。この時も翌年以降人数が集まり、 また盛り返しました。 1990年代には体育会に会長を含む役員を出すまでになっています。 それがここ数年で急激な部員の現象にあいました。 昨年2017年に創部五十周年の記念式典を高原記念館で開催していますが、 それが最後の大きなイベントになりました。 五十年を一期としていったん幕をとじた訳です。 発足直後に創立者をなくしたことを思えばよくやったのではないでしょうか。 部としては活動を終えましたが、OB は今も関東地区で不定期ながら、 集まって稽古する場を持っています。 私自身は今も、大田区合気道会という道場に所属して東京で稽古を続けているのですが、 稽古から離れているひとでもたまに身体を動かす機会に使ってもらえるように続けていこうと、 ウェブサイトを継続運用して情報を公開しています。 大阪市立大学合気道部 https://www.osaka-cu-aikido.com ※1 合気道、という武道は植芝盛平(1883-1969)先生を開祖としており 組織としては現在の広域財団法人合気会に至るのですが、 様々な理由から合気会という組織を離れて独立された師範もおられます。 我々の合気道部師範は合気会に所属する阿部醒石先生及びご子息阿部豊雲先生です。 もうひとつの合気道部は合気道草創期の高弟で独立された 富木謙治先生(早稲田大学教育学部教授)がつくられた道場門下ときいています。 ※2 卒業される前に逝去されたため、実は西岡先輩については ほとんど情報が合気道部に遺されておらず、フルネームすら分かっていませんでした。 今年の7月に一橋大学、神戸大学の合気道部OBと旧三商大戦の五十周年を行った際に、 一橋大学の五十年前の部誌に西岡先輩が寄稿された文章が見つかったことが共有され、 名前が確認されたものです。 プロフィール: 1968年(昭和43) 兵庫県尼崎市生まれ 1987年(昭和62) 私立奈良学園高校卒 1991年(平成3) 大阪市大法学部卒業、システムエンジニアとして就職 東京都大田区在住。ネット上で公開しているプロフィール https://note.mu/mukunokiyasuo/n/n5360a1d898b1 ============================================= リレーマガジンは、皆様からの感想および投稿をお待ちしています。 参加・投稿: https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=JqOXzHSEvle あるいはこのリレーマガジンに返信してご連絡ください。 リレーマガジンバックナンバー https://tokyoyukokai.weebly.com/relaymagazine リレーマガジンで、全国、世界中に広がっている市大同窓生の 活躍をご紹介していきたいと思いますので、引き続きご協力 下さいますようお願いします。 東京有恒会総会 2018年10月6日(土)14:30-19:00 ITミニ勉強会 第1回 日時: 2018年10月 3日(水)15:00-18:00 第2回 日時: 2018年10月 3日(水)19:00-21:00 第3回 日時: 2018年10月26日(金)15:00-18:00 会場:神戸大学 東京六甲クラブ ホームページ: https://tokyoyukokai.weebly.com/ 出欠連絡フォーム: https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=Evqrhpm ============================================= <編集後記> ============================================= このところ立て続けにくる大型台風。前回の関西の被害は甚大でした。 みなさま、いかがだったでしょうか。 今回、東京は暴風で、杉並区ですが、10秒くらいの停電があり、驚きました。 6日はお天気に恵まれることを願っています。 ------------------------------------ 大阪市立大学全学同窓会東京支部「東京有恒会」 https://tokyoyukokai.weebly.com/ http://tokyo.ocu-yukokai.com (旧) 東京有恒会Facebookグループ https://www.facebook.com/groups/OCU.tokyoyukokai/ Facebookへのログイン(ご参加)が必要です。 ------------------------------------ 配信解除URL http://1lejend.com/d.php?t=###tourokuid###&m=###mail### ※お名前修正はお手数ですが一旦解除のうえ、再度ご登録ください。 ------------------------------------ 大阪市立大学全学同窓会東京支部「東京有恒会」事務局 担当:こんま [email protected] ■予約時刻:2018-09-26 14:00:00
今回は、Facebook 東京有恒会グループから投稿をお願いした、 平成9年 経営学研究科前期博士課程修了の安達愼さんです。 ============================================= [NO.14] 安達愼(あだちしん) テーマ:「大切なのは経歴より戦歴。」 平成9年 経営学研究科修了の安達愼です。 大学院在籍中から、ITベンチャーを起業。 院の仲間や教授に、バレないよう、しこしこ、仕込みました。 学者を目指して院に進学し、会計学の中の金融工学的な要素を研究していましたが、 社会に出て働いたことのない学者先生の数々の戯言や、 鎖国状態の‘日本語’論文に幻滅し、早々に、己の信じた道を走ることにしました。 起業は、株式上場を目指し、数年で当時の店頭市場の基準をクリアするところまで 伸びましたが、最後の最後に、厳しい外部要因に左右され、断念しました。 しかしながら、事業承継系(M&A)イグジットでひとまず、人生、一度ゴールできました。 そして、このときに学んだ、「株式上場準備」「実戦会計」「資金調達」「新規事業開発」の スキルが、後の人生でも生きました。 様々な大手上場企業さんの特別プロジェクトの仕事をさせていただき、 例えば、自動車部品メーカーのベトナム工場を立ち上げてのチーフアカウンタント、 産業ロボットメーカーのカナダ投資先研究施設のコントローラー、 アメリカカジノメーカーのフィリピン・香港コントローラー、鉄鋼メーカーの 株式上場準備、ファンド投資先企業の海外上場やM&Aイグジットなど、 強く、明るく、楽しく、コミュニケーションを大切に、戦歴を積みあげてきました。 多くの国内外のビジネスマンと出会い、時に、敵方が、有益な情報を下さることもありました。 綺麗ごとだけでは進まない生き馬の目を抜くビジネスの世界、 大切なのは、経歴より戦歴だということを学びました。 人の気持ちを思いやるには自分もその立場に立つという経験がとても大切であり、 この大阪市大の同窓会「有恒会」には、数年前に何気に参加してみました。 当時の幹事役の大八木潤さんに、会って間もないのに、フィーリングで、 「安達君、いっしょに何かやろうや!」って関西弁で、お声かけられ、 「同窓っていいなー、仲間っていいなー」 と、とても嬉しく感じました。 現在は、国内最大手の家具屋さんで、グローバルM&Aチームを作って、 優秀な若い方たちと、日々世界を目指して邁進しております。 また、私は、ライフワークとして、大手企業開発部と町工場を試作開発案件で アナログなコミュニケーションで繋ぐことにも好んで活動しております。 微力ながら、日本のものづくりを守りたいと思っております。 市大の卒業生であることを、誇りに思って、まだまだ、大切な仲間たちと 挑戦し続けていきます。 プロフィール: 安達愼(あだちしん) 京都市生まれ。家業は、呉服屋&織物屋(町工場)でした。 京都府立網野高校入学、滋賀県立安曇川高校卒業。 平成9年大阪市大大学院経営学研究科前期博士課程修了。 海外駐在はベトナム3年、カナダ2年、フィリピン1年。 現在、東京都足立区在住。 子供のころからフルコンタクト系格闘技をやっており、 大学院中も、各種オープントーナメント日本選手権や キックボクシングの試合に出場しました。 現在、ウルトラマラソンランナーです。 (体の弱かった子供を喜ばせるために「仮面ライダー」で走りはじめて、もう10年になります。) 柴又100Kmウルトラマラソン完走できました! 【市大卒 河野社長の会社の商品紹介のページ】 http://www.royaltahiti.jp/news/?m=201707 Facebook: https://www.facebook.com/prototype.development ============================================= リレーマガジンは、皆様からの感想および投稿をお待ちしています。 参加・投稿: https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=JqOXzHSEvle あるいはこのリレーマガジンに返信してご連絡ください。 リレーマガジンバックナンバー https://tokyoyukokai.weebly.com/relaymagazine リレーマガジンで、全国、世界中に広がっている市大同窓生の 活躍をご紹介していきたいと思いますので、引き続きご協力 下さいますようお願いします。 東京有恒会総会 2018年10月6日(土)14:30-19:00 ITミニ勉強会 第1回 日時: 2018年10月 3日(水)15:00-18:00 第2回 日時: 2018年10月 3日(水)19:00-21:00 第3回 日時: 2018年10月26日(金)15:00-18:00 会場:神戸大学 東京六甲クラブ ホームページ: https://tokyoyukokai.weebly.com/ 出欠連絡フォーム: https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=Evqrhpm ------------------------------------ 大阪市立大学全学同窓会東京支部「東京有恒会」 https://tokyoyukokai.weebly.com/ http://tokyo.ocu-yukokai.com (旧) 東京有恒会Facebookグループ https://www.facebook.com/groups/OCU.tokyoyukokai/ Facebookへのログイン(ご参加)が必要です。 ------------------------------------ 配信解除URL http://1lejend.com/d.php?t=###tourokuid###&m=###mail### ※お名前修正はお手数ですが一旦解除のうえ、再度ご登録ください。 ------------------------------------ 大阪市立大学全学同窓会東京支部「東京有恒会」事務局 担当:こんま [email protected] ■配信数:537通
■予約時刻:2018-09-25 14:00:00 今回は、昭和62年 市大商学部卒業の岸本浩さん。 ビルメンテナンス会社経営の傍ら、 制作したスターウォーズ模型がルーカスフィルム主催のファンイベントで 招待展示されたそうです。 ============================================= [NO.13] 岸本浩(きしもとひろし) テーマ 『スターウォーズ模型の世界』 62年卒の平井さんより紹介いただきました岸本浩と申します。 平井さんと同じく学生時代はユースホステル部で山登りに励みつつ、 映画研究会にも所属し、8mmフィルムで映画を撮ったりしていました。 29年間務めたIT会社を2年前に辞めて、一念発起して東京・渋谷で ビルメンテナンス会社ワンフォース株式会社(http://www.oneforce.co.jp/)を 創業しました。 「快適・ワクワク・感動」を実現する企業として、 ビルメンテナンスだけに留まらず、IT、エンターテインメント、 ヘルスケアの事業を展開しています。 首都圏でビルメンテナンス等のお話がありましたら、 ぜひ上記ウェブサイトまでお問い合わせください。 さて主題の「スターウォーズ模型」ですが、中学3年生のときに初めて 「スターウォーズ」を観て衝撃を受け、以来、頭の中の半分が 「スターウォーズ」が占めるようになってしまいました。 何とかあの世界に近付きたいと、平成19年からインターネットを通じて 模型製作を独学し、映画に出てくるスペースシップの模型作りを始めました。 市販の模型キットを使い、使い古したような塗装(ウェザリング塗装)を施したり、 約100個のLEDを使ってエンジンや船窓が光らせたりして、リアルさを追求しました。 それらをSNSにアップしていたところ、ファンの間で話題になり、 テレビ、新聞、雑誌に紹介され(※1)、平成20年に幕張で開催された ルーカスフィルム主催のファンイベントに展示されるまでになりました。 その際、映画を制作した視覚効果会社ILMの責任者らも絶賛してくれ、 米・フロリダ、英・ロンドンでもルーカスフィルム主催のファンイベントで 招待展示されました。 その経験は現在の新会社でも「エンターテインメント事業」として生かしており、 大手広告代理店、洋画映画グッズ会社とともに映画関係グッズの企画、制作の お仕事をさせていただいております。 将来、新しい「スターウォーズ」映画の製作にたずさわれたら最高だなぁ、 と夢想しながら、今日も制作に励んでおります。 ※1:朝日新聞記事:(模型の写真も掲載されています) http://www.asahi.com/showbiz/movie/OSK201005070057.html プロフィール: 昭和39年 京都市左京区生まれ 昭和57年 京都府立洛北高校卒 昭和62年 市大商学部卒業(マーケティング専攻) 昭和62年 東洋情報システム(現TIS)入社 平成29年 ワンフォース株式会社創業 現在に至る 東京都杉並区区在住。 趣味は登山、プラモデル制作 Facebook: https://www.facebook.com/profile.php?id=100016564248266 模型写真:https://www.flickr.com/photos/jswma/ ============================================= リレーマガジンは、皆様からの感想および投稿をお待ちしています。 よろしければこのリレーマガジンに返信してご連絡ください。 投稿の場合は、プロフィールもお願いします。 https://tokyoyukokai.weebly.com/relaymagazine (バックナンバーも) リレーマガジンで、全国、世界中に広がっている市大同窓生の 活躍をご紹介していきたいと思いますので、引き続きご協力 下さいますようお願いします。 さて、東京有恒会は来月6日です。どうぞご参加ください。 東京有恒会総会 日時:2018年10月6日(土)14時開場 会場:神戸大学 東京六甲クラブ http://home.kobe-u.com/tokyo 住所:千代田区丸の内3-1-1帝劇(帝国劇場)ビル地下2階 電話:03-3211-2916 会費 35 歳以上 5000 円 35 歳未満及び女性 4000 円 学生、新卒者は無料ご招待します! 対象:大阪市立大学全学同窓生および教員等 学生、新卒者は無料ご招待となりました。ぜひお声掛けくださいますよう お願いします。 アンカンファレンスとは別に、会員の要望がありましたので、ITミニ勉強会を ローカルに開催します。お時間都合がつくようでしたらご参加ください。 ITミニ勉強会 第1回 日時: 2018年10月 3日(水)15:00-18:00 第2回 日時: 2018年10月 3日(水)19:00-21:00 第3回 日時: 2018年10月26日(金)15:00-18:00 会場: 神戸大学東京六甲クラブ ロビーコーナー 参加費用: 3,000円 (ビール、軽食付き) 出欠連絡フォーム: https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=Evqrhpm <編集後記> 神戸大学 東京六甲クラブは、有楽町・帝国劇場地下という、とても良い立地ですが、 この度、東京有恒会は、破格の条件で利用できるようになりました。 本来、同窓正会員、賛助会費それぞれ年間1万円のところ、 東京有恒会団体加入として今月5万円の賛助会費で東京有恒会主催の イベントに限り、ビジター費用1名あたり300円が免除となりました。 神戸大学 東京六甲クラブの年間運営費用は2000万円。神戸大学同窓生の 会費で賄っているそうですが、運営に苦労されているとのこと。 そこで、市大同窓会の本格参加を切望されており、今回破格の条件で 利用をスタートすることができたわけです。 神戸大学 東京六甲クラブに常駐して管理運営されている神戸大学 同窓生の方たちにぜひ感謝の念で、施設を利用していただきたいと 思います。 セミナールームを、ある市大同窓生グループで利用したことがあったそうですが、 雑な利用をされて大変困った、と係りの方から言われました。 ぜひ、迷惑をかけない利用を心掛けていただきますようお願いします。 今後、ITミニ勉強会やアンカンファレンスをご要望があるかぎり、 頻繁に開催していきますが、本格利用にあたっては、より多く賛助会費を 支払っていく必要があると思っています。 三商大という神戸大学とのつながりを大事に、協力しあって いきたいと思いますので、ご協力くださいますようお願いします。 ------------------------------------ 大阪市立大学全学同窓会東京支部「東京有恒会」 https://tokyoyukokai.weebly.com/ http://tokyo.ocu-yukokai.com (旧) 東京有恒会Facebookグループ https://www.facebook.com/groups/OCU.tokyoyukokai/ Facebookへのログイン(ご参加)が必要です。 ------------------------------------ 配信解除URL http://1lejend.com/d.php?t=###tourokuid###&m=###mail### 配信登録URL http://tokyo.ocu-yukokai.com/ ※お名前修正はお手数ですが一旦解除のうえ、再度ご登録ください。 ------------------------------------ 大阪市立大学全学同窓会東京支部「東京有恒会」事務局 担当:こんま [email protected] ■配信数:539通
先日のアンカンファレンス、ビールや軽食をつまみながら、様々な 専門テーマが持ち寄られ、たのしい会になりました。 ご参加のみなさま、ありがとうございました! 次回の日程が決まり次第、ご案内しますのでどうぞおたのしみに! 第12回は、昭和62年 市大文学部史学地理学科卒業の、平井雅也さんです。 ============================================= [NO.12] 平井 雅也(ひらい まさや) テーマ 『不思議の楽器・鼻笛の魅力』 61年卒の濱崎さんより紹介いただきました平井雅也です。 市大時代はユースホステル部で山登りに励みつつ、当時なぜか盛んだった 『クラス活動』にも傾倒する変わり者でした。 大阪の中堅鉄鋼会社に勤めて30年。7年前に、ひょんなきっかけで 『鼻笛(ノーズフルート)』という楽器に出会いました。 南米に起源を持つ、大きさ数センチの『煎餅』のような代物ですが、 鼻息を吹き込むだけでオカリナに似た音が約2オクターブ半。 しかもあらゆる音程を作り出すことのできるスグレモノです。 面倒な運指も楽譜も不要で、コツさえつかめば誰にでも吹ける手軽さも素晴らしく、 高校時代に吹奏楽をやっていた私は、まさに『ひと目惚れ』してしまいました。 さらに嬉しいことに、練習を続けることで、常に腹式呼吸を意識するので、 姿勢や声の通りがよくなり、お腹も凹みました。 有志を集めて『阪神はなぶえ会』という同好会を運営し、 さまざまな活動を行うことでまた仲間が増え、余暇をアクティブに 過ごしています。 50代も半ばを過ぎた今、まさにライフワークとして、 この楽器の魅力を多くの人に伝え、音楽を通じてみんなを笑顔にする 活動を続けていきたいと思っています。 興味を持たれたかたは、ぜひにお問い合わせくださいね。 『阪神はなぶえ会』URL : www3.hp-ez.com/hp/hanabue/ プロフィール: 昭和38年 大阪市浪速区生まれ 昭和56年 天王寺高校卒 昭和62年 市大文学部史学地理学科卒業 現在 近江産業(株)(大阪市・鉄鋼流通加工業)総務部・経理部勤務 兵庫県川西市在住 家内・娘と3人暮らし。(長男は独立) 趣味はギターと山歩き。 ============================================= リレーマガジンは、皆様からの感想および投稿をお待ちしています。 よろしければこのリレーマガジンに返信してご連絡ください。 投稿の場合は、プロフィールもお願いします。 https://tokyoyukokai.weebly.com/relaymagazine リレーマガジンで、全国、世界中に広がっている市大同窓生の 活躍をご紹介していきたいと思いますので、引き続きご協力 下さいますようお願いします。 さて、東京有恒会は来月6日です。どうぞご参加ください。 ============================================= 東京有恒会総会 日時:2018年10月6日(土)14時開場 会場:神戸大学 東京六甲クラブ http://home.kobe-u.com/tokyo 住所:千代田区丸の内3-1-1帝劇(帝国劇場)ビル地下2階 電話:03-3211-2916 会費 35 歳以上 5000 円 35 歳未満及び女性 4000 円 学生、新卒者は無料ご招待します! 対象:大阪市立大学全学同窓生および教員等 ============================================= 学生、新卒者は無料ご招待となりました。ぜひお声掛けくださいますよう お願いします。 <編集後記> 先日の第1回アンカンファレンスにて、メールの作法や使い方、 これからのクラウドサービスを活用した自分で管理運営していける ホームページの設置をご案内させていただいたところ、 参加者の同窓生からさっそく個別のご相談があり、ご発注いただきました。 ありがとうございます。 この仕事をしていて常々気になるのは、名刺のメールアドレスを プロバイダー提供のアドレスにされているのが散見。 プロバイダー提供のアドレスは、引っ越しやプロバイダー変更で 無くなってしまうアドレスです。 独自ドメインを持っているなら、 おなまえ@独自ドメイン 独自ドメインをお持ちで無ければ、Googleのアカウントを作成してGmailを活用しましょう。 (独自ドメインは、インターネット上の、苗字のようなものです。) Gmailで、すべてのメールを管理できます。これでスパムメールからも 解放されます。Outlookなどのアプリケーションは使わず、Gmailが おすすめです。PCが壊れたら大事なメールも紛失。これでは 安心してビジネスができませんよね。メールもクラウドで! ホームページも、長期にわたって安心して運営するには、自分で 管理できるホームページ体制にすることです。 そのためには自分自身ですべてを契約して運営することが大事。 WEB会社へ丸投げするのではなく、自分で管理できるクラウドの サービスを活用していくのが大手サイトを除く一般的なWEBでは これからの主流になっていくと思われます。 詳しくはこちらまで! https://ivywe.weebly.com/ せっかくの市大の同窓ネットワークです。お互いのビジネスや様々な ノウハウを提供していきませんか? リレーマガジンとアンカンファレンスはみなさんの情報交流とビジネスを 発展させるお手伝いをしていきますので、どうぞご活用ください。 ------------------------------------ 大阪市立大学全学同窓会東京支部「東京有恒会」 https://tokyoyukokai.weebly.com/ http://tokyo.ocu-yukokai.com (旧) 東京有恒会Facebookグループ https://www.facebook.com/groups/OCU.tokyoyukokai/ Facebookへのログイン(ご参加)が必要です。 ------------------------------------ 配信解除URL http://1lejend.com/d.php?t=###tourokuid###&m=###mail### 配信登録URL http://tokyo.ocu-yukokai.com/ ※お名前修正はお手数ですが一旦解除のうえ、再度ご登録ください。 ------------------------------------ 大阪市立大学全学同窓会東京支部「東京有恒会」事務局 担当:こんま [email protected] ■配信数:540通
■予約時刻:2018-09-09 17:00:00 第11回は、前回の大八木さんからご紹介いただいた、昭和61年・文卒 濱崎祐一さんです。 [NO.11] 濱崎 祐一(はまざき ゆういち) テーマ:「子どもも大人も、人生に夢と笑顔を!」 昭和61年(文)卒の濱崎祐一です。 大学卒業後、約10年の広告業界の経験を経て、ソニー生命保険(株)に 転職して20年以上になります。 ソニー生命では、現場でライフプランナーや営業マネージャーを務めた後、 本社勤務となり、現在は、広報部に所属し、「ライフプランニング授業」 というCSR活動に関わっています。 これは、主に中高生が、ライフプランニングのシミュレーション体験を通じて、 人生とお金について学ぶ授業で、夢を持ち、それに向かって生きることの かけがえのなさや家族への感謝の気持ちを実感してもらっています。 これまで10万人以上が受講し、大臣賞をいただくなど、 キャリア教育プログラムとしても、評価をいただいています。 また、パラレルキャリアのひとつの形とも言われるのですが、本名ではなく、 ドンハマ★という名前で、4年前から「おとなの絵本プロジェクト」という 非営利活動の代表をしています。 例えば、「よみきかせナイト」と呼ばれるイベントは、大人同士が おいしいご飯やお酒を楽しみながら、絵本の読み聞かせをするというもので、 参加の大人は、子どものような笑顔になって、その時間を過ごします。 こんな笑顔の大人が世の中にもっと増えたら、子どもたちも未来に夢を もっと感じてくれるのではないか? 大人も自分の人生をもっとワクワク楽しくできるのはないかと思って 活動を続けています。 お陰さまで、大阪、札幌、名古屋など各地に同じような志を持つ仲間が増え、 これまでにのべ4千人以上がイベントに参加してくれています。 社会に出てから、市大の出身者と出会うことはそう多くはないわけですが、 たまに出会うと一生懸命生きている人がなんと多いことかと思います。 そういう市大の卒業生として、私自身もまだまだ挑戦、成長していきたいと思っています。 (ソニー生命「ライフプランニング授業」) ・https://www.sonylife.co.jp/volunteer/lp/ (おとなの絵本プロジェクト) ・https://www.facebook.com/otonanoehon.project/ ・https://peraichi.com/landing_pages/view/otonaehon プロフィール: 1962年京都市生まれ。 京都府立西宇治高校(現:城南菱創高校)卒。 大学時代は、人間関係学科教育学専攻でしたが、日々は、 塾講アルバイトや演劇活動にのめり込んでいました。 現在、千葉県印西市在住。 将来の夢は、絵本を担いで、読み聞かせで世界中を回ること。 そして富士山に登ること。 濱崎祐一(昭和61年・文卒) 次回のリレーマガジンは、濱崎祐一さんからご紹介いただきました、 S62年文卒の平井雅也(ひらいまさや)さんです。 近江産業という企業で役員を勤める傍ら、学生時代から得意な音楽活動を活かして、 「鼻笛」というユニークな活動を続けているとのこと。 おたのしみに。 リレーマガジンは、皆様からの感想および投稿をお待ちしています。 よろしければこのリレーマガジンに返信してご連絡ください。 投稿の場合は、プロフィールもお願いします。 https://tokyoyukokai.weebly.com/relaymagazine (バックナンバーも) バックナンバーには、投稿者のご希望に応じて、非公開、公開の 2種類をご用意しています。 ============================================= 第1回東京有恒会アンカンファレンス 日時:2018年9月13日(木)19:30-21:00 会場:神戸大学 東京六甲クラブ http://home.kobe-u.com/tokyo 住所:千代田区丸の内3-1-1帝劇(帝国劇場)ビル地下2階 電話:03-3211-2916 参加費:1,000円 軽食付き スピーカー:北野さん、森さん、今駒ほか ============================================= 第1回アンカンファレンスは、定員となり、募集を締め切りました。 次回ご参加ください。 ============================================= 会員活動紹介 ============================================= 第7回東京南澪会合唱団定期演奏会のご案内 https://tokyoyukokai.weebly.com/news/tokyo-nanreikai-07 2003年以来、東京在住の大阪市立大学OBを中心に活動を行っている東京南澪会合唱団 (“TNG”)は11月18日(日)に上野学園 石橋メモリアルホールにて第7回定期演奏会 を開催します。 どうぞご参加ください。 ------------------------------------ 大阪市立大学全学同窓会東京支部「東京有恒会」 http://tokyo.ocu-yukokai.com 東京有恒会Facebookグループ https://www.facebook.com/groups/OCU.tokyoyukokai/ Facebookへのログイン(ご参加)が必要です。 ------------------------------------ 配信解除URL http://1lejend.com/d.php?t=###tourokuid###&m=###mail### 配信登録URL http://tokyo.ocu-yukokai.com/ ※お名前修正はお手数ですが一旦解除のうえ、再度ご登録ください。 ------------------------------------ 大阪市立大学全学同窓会東京支部「東京有恒会」事務局 担当:こんま [email protected] |
東京有恒会リレーマガジン同窓生をリレーでご紹介するメールマガジンです。 新着アーカイブ
3月 2019
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